駆け出しライターのひとりごと

誰も耳を傾けてくれない些細なことから社会批評まで。

悴む

手がかじかむ。

 

漢字で書くと 悴む。

心が卒(お)えると書いて、かじかむ。

 


手足が凍えて思うように動かなくなる。 [季] 冬。 「手が-・んで字が書けない」

生気がなくなってやせおとろえる。 〔新撰字鏡〕

 

一般には、①の意味。

いまもそうだ。

12月の寒空の下、外を歩いていた。

手が悴んで、思うように動かない。

 

 

人の痛みを知って、心が悴む。

いまがそうだ。

心が悴んで、思うように動かない。

 

思うように動かない。